「やる気が出ない…」
「モチベーションが上がらない…」
「モチベーションを高めたいのに…」
これって、「女性起業家あるある」だと思います。
たくさんの「義務」を抱えているサラリーマンやOLさんであれば
「嫌でもやらなきゃいけない」
ってことが、たくさんあります。
けれども個人でビジネスをはじめると管理してくれる人がいないので、ついついサボりたくなってしまいます。
しかし、どうにもやる気が起きない。
なんだかついサボってしまう。
やらなきゃいけないのは分かっているけど、なんか出来ない…
不思議とそういう時があるものです。
いったい、この「モチベーション問題」って、どのように対応していけばよいのでしょうか?
仕事のやる気やモチベーションが上がらない原因
というわけでまずは、仕事のやる気やモチベーションが上がらない原因というのを見ていきましょう。
仕事のやる気やモチベーションが上がらない原因 その1 疲労
モチベーションが下がってしまう原因その1は「疲労」です。
ぶっちゃけ人間って、「身体の影響をものすごく受ける」んですよね。
個人的な感覚では、とりわけ「肺」と「腎臓」が疲れてくると、モチベーションが上がらなくなります。
場合によってはモチベーションが上がらないどころか、
「もう全部やめたい」
「すべて投げ出したい」
「全部イヤになった」
などの感覚になることもあります。
そんな疲労の原因は実にさまざま。
睡眠不足は現代病とも言えますが、仕事のストレス、家族とのストレスなどメンタル面も大きく関わってきます。
いずれにせよ、まずは疲労の原因を探る前に、
「モチベーションが上がらないのは、ただ身体が疲れているだけなのかも…」
という可能性を頭の中においておきましょう。
それによって
「ついサボっちゃうからダメなんだなぁ」
「努力する意思が弱いからダメなんだ」
「私は、何をやっても継続できない」
と自分を責めてしまうことを防ぐことができます。
仕事のやる気やモチベーションが上がらない原因 その2 ゴールを見失っている
どうしてもやる気が出ないとき、「ゴールが見えていない」ということがあります。
つまり「何がしたいか」「どうなりたいか」を見失ってしまっているということです。
「なんのためにやるのか」がわからないと、人はたやすくモチベーションを失ってしまいます。
また行動した結果「こうなれる!なれたらうれしい!」という臨場感が沸いていない場合もモチベーションややる気が下がります。
仕事のやる気やモチベーションが上がらない原因 その3 自信がない
ここでいう「自信」には2つの意味があります。
ひとつは「商品に対する自信」、ひとつは「じぶんに対する自信」です。
商品に対する自信とは「この製品はスゴイ!」「このサービスはスゴイ!」という自信です。
この自信があると、商品を早く社会に提供したくなり、やる気やモチベーションが高まってきます。
逆に「こんなの誰か買うかなぁ」「まだまだサービスに自信がないんだよなぁ」という思いが強いと、どうしても行動に対する意欲が下がってしまいます。
また「じぶんに対する自信」も大切です。
「そもそも私なんかのサービスを受けたい人なんているのかな…」
そんな調子で自信がない・自己否定が強い、罪悪感が強い場合、どうしてもやる気やモチベーションが下がりやすくなります。
仕事のやる気やモチベーションが上がらない原因 その4 義務感が強くなりすぎている
「〇〇しなければならない」という思いが強くなりすぎると、どうしてもモチベーションややる気がが下がってしまいます。
起業したときは「やりたくてやっていた」のが、いつのまにか義務になり「集客しなきゃ」「ブログ書かなきゃ」という意識が高まると、どんどん呼吸が詰まってきます。
すると仕事じたいに向き合うことが苦しくなり、モチベーションややる気が下がってしまうのです。
どうしたらモチベーションややる気を高めることができるか
ここまでモチベーションが下がってしまう原因を見てきましたが、では一体どうしたらモチベーションややる気を高め、行動することができるのでしょうか。
モチベーションを高める方法 その1 まずは休む
モチベーションが下がる原因として「疲労」がありました。
この対処法は「休む」です。当たり前ですね(笑)
しかし実はかなり重要なポイントなんです。
けれども、なかなか休めない人が多く、ついなおざりにされがちです。
疲労の回復のためには、「睡眠の質」が最も重要になりますが、他にもポイントがたくさんあります。
こちらも今後、別記事にて詳しく解説していきます。
モチベーションを高める方法 その2 ゴールを思い出す
「なぜやっているのか」「なんのためにやるのか」「最終的にどうなりたいのか」というゴールを思い出すことでモチベーションややる気を復活させることができます。
しかし、モチベーションを高めてくれるゴールを思い出すことは容易ではありません。
なぜなら「大義名分のゴール」では、モチベーションもやる気も上がらないからです。
大義名分のゴールではなく「心の奥の奥にあるゴール」にアクセスすること。
そのためには信頼できるコーチやメンターに依頼するのが手っ取り早い方法です。
セルフで行う場合には
「なぜ、この仕事を始めたんだっけ?」
「どんなお客さんに喜んでもらいたいんだっけ?」
「どんな状態になったら、心から満足できるだろう?」
などの質問をじぶんに問いかけてみるとよいでしょう。
モチベーションを高める方法 その3 自信を取り戻す
サービスに対する自信をつけるには
- 「こだわること」
- 「数稽古をすること」
- 「実験と検証を繰り返すこと」
が有効です。
「こだわる」は、ひとつひとつにこだわります。
カフェならカップ一つ一つとか、ティースプーンにまでこだわる。
整体院やサロンなら、シーツの肌触りや院内の香り、音楽・音響、照明までこだわる。
それによって 「ここまでこだわっているから、喜んでもらえるだろう」 という自信が生まれます。
それから「数稽古」。
これは当たり前ですが、セッションの回数が3回しかないのに自信満々なのはおかしいですね(笑)
数を重ねていけば「これだけ経験を積み重ねたから大丈夫だろう」という自信につながります。
最後は「実験と検証を繰り返す」。
これは数稽古と重なる部分もありますが、ただ数をこなすだけではなく 「何がよかったか」 「何がダメだったか」 「ではどうしたらいいか」 のPDCAサイクルを回していくことで、さらにメソッドの再現性が高まったり、効果が高まってくることで自信につながってきます。
また「そもそもの自分に対する自信」に関しては「自己否定をやめ、罪悪感から解き放たれること」が基本になりますが、深入りすると長くなりすぎるので、別の記事にてお話ししたいと思います。
モチベーションを高める方法 その4 やりたいことをやってみる
仕事に対する義務感が強くなりすぎたときは、いったん力を抜いて「やりたいこと」をやってみましょう。
もちろん起業家は「やりたいことだけやっていればいい」というような甘いものではありませんが、どうしてもモチベーションが出ない場合は、まずは 「好きなこと」 「時間を忘れてできること」 「やってワクワクすること」 に時間を使ってみましょう。
好きなことをやって心と身体が動いてくると、自然とモチベーションややる気がが回復してきます。
1:まずは休む
2:ゴールを思い出す
3:自信を取り戻す
4:やりたいことをやってみる
モチベーションややる気に頼らない方法もある
というわけで、ここまで「モチベーションややる気が下げる原因」「モチベーションややる気を回復する方法」についてみてきましたが、実は 「モチベーションややる気に頼らない方法」 もあります。
モチベーションややる気は、どうしても身体に左右されるため、仕事にムラが出がちです。
また女性の場合は生理などでも気分が変動しがちです。
そんなとき「モチベーションに頼らない方法」も必要になってきます。
それこそが 「仕組み」 です。
皆さんは「モチベーションが高い」から毎日ハミガキをするわけではないですよね?
ハミガキは「モチベーションが高い」から行うのではなく「習慣」だから行っているだけです。
しかし習慣的に行うことで「虫歯を予防する」という目的を達成することができます。
というわけで、「継続する仕組み」「行動する仕組み」というのも大切なのですが、今回の記事もだいぶ長くなってきましたので、「仕組み」に関しては、また次回以降に書いていきたいと思います。
まずは今回の方法でモチベーションを高めてみてください。
それでもどうしてもモチベーションややる気が高まらないという場合は、お気軽にご相談くださいませ。