この文章は「読むだけで自信が湧いてくる」記事になっています。
なるべく「ゆっくりとしたペースで」お読みください。

いま、あなたは、この文章をスマホかPCで読んでいますね?

いま、どんな姿勢で、この文章を読んでいますか?

立っていても、座っていても、横になっていても、OKです。

気持ちの良い姿勢ですか?

できれば「気持の良い姿勢」をさがしてみてください。


それから、いま、どんな呼吸をしていますか?

ゆったりとした呼吸をしていますか?

すこし、早い呼吸をしていますか?

あさい呼吸を、していますか?

ふかぁ~い呼吸を、していますか?

どんな呼吸でもかまいません。

できれば、気持ちの良い呼吸の仕方をさがしてみてください


きもちよーく、きもちよーく、きもちよーく。

きもちよーく、きもちよーく、きもちよーく。

気持よさを感じるたびに、どんどんどんどん深くなっていきます。

……いいですね。

うんうん。

自信が、ないと感じているんですね?

でも、自信がないのに、ここまでやってこられたんですね。

それが、すごいところですね。

これまでに、何をがんばってこられましたか?

仕事? 育児? 勉強? それとも人間関係?

いずれにせよ、あなたには自信がなかった。

それなのに、あなたはここまでなんとかやってきた。

その、すばらしさ、美しさ、勇気。

いろいろな、ご苦労が、あったでしょう。

そのすべてをのりこえて、いま、あなたは、ここにいます。

そしてまた、つぎの壁を、乗り越えようとしています。

あなたは「自信がない」と思っていますね?

それで、よいのです。

つまり、もしかしたら「自信は必要なかった」のかもしれない。

なぜなら、あなたは、自信がないままで、ここまでやってきたからです。

誰しもが、あなたと同じように落ち込みます。

誰しもが、あなたと同じように不安を感じます。

誰しもが、あなたと同じように怒りや寂しさを感じます。

あなたの「自信がない」という感覚が、誰かを救ったことがあるでしょう

「わたしも自信がないんだ」と、誰かの癒しになったことでしょう

実は、あなたの、自信のない態度や言動によって救われた人が、たくさんいたのです。

もし自信があったら、不用意に誰かを傷つけたかもしれない

もし自信があったら、繊細に感じる力はなかったかもしれない

もし自信があったら、誰かを思いやる気持ちがなかったかもしれない

あなたは「自信のなさ」とともに生きてこられた

あなたは「自信のなさ」を活かしていた

あなたは、「自信のなさ」と、ともにあった

いつでも、そこに、愛しいほどの、「自信のなさ」がいたのです。

「自信のなさ」は、あなたを守り、またあなたを愛し、あなたを見つめていました。

「自信のなさ」は、命の源泉です。

花も、鳥も、山も、草も、「自信」はありません。

けれども、美しい。

そして、あなたもまた「自信のなさ」を抱えたままで、美しいのです。

いま、その美しさを、ゆっくりと感じます。

そして、「自信のなさ」への愛おしさを、ジワリ、ジワリと、感じます。

自然と、ありがとう、ありがとうという言葉が、こぼれてきます。

そして、「自信はなくてもいいんだ」と気づきます。

ありがとう、ありがとう、ありがとう。

ありがとう、ありがとう、ありがとう。

すると不思議なことに「これからも自信のないままやっていくんだ!」という自信が湧いてくるのです。


心地よさを満足するまで味わったら、ゆっくりと、この世界に戻ってきてください。

この世界の見え方が、なぜか少し変わっているのを体感するでしょう。